140315満月1

「月のひかり」 金子みすゞ

月のひかりはみつけます、
暗いさみしい裏町を。

140315満月2
いそいでさつと飛び込んで、
そこのまづしいみなし兒が、
おどろいて眼をあけたとき、
その眼のなかへもはいります。
ちっとも痛くないやうに、
そして、そこらの破(アバ)ら屋が、
銀の、御殿にみえるよに。

140315満月3
子供はやがてねむっても、
月のひかりは夜明けまで、
しづかにそこに佇ってます。
こはれ荷ぐるま、やぶれ傘、
一本はえた草にまで、
かはらぬ影をやりながら。

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