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101005金木犀1
「いい匂だ。木犀だな。」
という台詞で始まる薄田泣菫の随筆「木犀の香」(全文読めます。名文です。)には

   〈…木犀の花はぢぢむさく、古めかしい、金紙銀紙の細かくきざんだのを枝に塗りつけたやうな、
     何の見所もない花で、言はばその高い香気をくゆらせるための、質素な香炉に過ぎないのだ。…〉


という一節があるが、それは金木犀の木を離れて見た印象に過ぎないと思う。

101005金木犀2
虫眼鏡を覗くようにこの花をつぶさに眺めるならば
これほど芳醇な、極上の和菓子の如く美味しそうにも見える花は他に無いかもしれないではないか。

101005金木犀3
今日(2010.10.5)の空。

(現在14位)
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テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真






春の沈丁花、秋の金木犀、住宅の庭先に植えられることの多いためか、東京の真ん中でも、香りが漂ってくるときょろきょろしてしまいますね。
この肉厚な花のたたずまいがどうして「じじむさい」のでしょう。
ドナルドの足みたいな色とかたちで可愛いのにね。
【2010/10/07 00:12】 URL | KOINOBORI #ga1cPeFw[ 編集]














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