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水中聴音所1
観音崎灯台から見下ろす風景に気になる場所があります。
芝生状の台地の先の小さな岬、その先の海の中にぽつんとある小さなトーチカのような建造物。
画面右下、入江のところに鉄柵がちらりと見えているように
ここは海上自衛隊、観音埼警備所があるため,現在も立入が禁止されている場所です。

水中聴音所2
柵の隙間から。
陸と聴音所を繋いでいた桟橋はもう無い。

水中聴音所3
観音崎 水中聴測所。
起工:昭和11(1936).7  竣工:昭和12(1937).6  
聴測範囲:180度  聴音距離:約4000メートル(海上静穏な場合)
潜航の敵潜水艦を捕捉するため、観音崎先端の海中に設置したもの。
直径4.5メートルの円形オープンケーソンを、現場の海中に沈め、発受信機を懸吊した。
陸岸に、地下鉄筋コンクリート造の受電室・機械室・聴測室を設け、
ケーソンの発受電機室には、陸岸から鉄製桟橋を構築した。
なお自家発電所・燃料庫・脂油庫は南門第二砲台に隣接して設け、
発電所・機械室・聴測室・発受電機室間に電纜を通した。」(日本築城史P87より抜粋。)

「廃景録」~神奈川県観音崎周辺の要塞跡~より引用。

水中聴音所4
反対側から。
約70年前、太平洋戦争時、米軍の潜水艦が東京湾に侵入する事は結局無かったと思いますが
当時は毎日真剣に緊張感を持ってここでそれを監視(監聴?)していた人がいたのですね。
その方がもし、まだ存命中ならば是非お話を伺ってみたいです。



(現在25位)
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テーマ:廃墟系 - ジャンル:写真






ずっと何だろう?と思っていた建物が、そんなすごいものだったとは!
観音崎公園にはいろんな遺物があって、ちょっぴり非日常を感じられる
ので、子供の頃から大好きな場所です。

写真の建物の手前、手入れされた芝生に立つ茶色のものは、
いつぞやのなだしお事件の慰霊碑だとか。
【2010/07/13 23:17】 URL | chakopel #TD43FdIc[ 編集]
聴音所とは・・潜水艦の音をさぐるものなのですね。
海の鼓動を聞くとか・・・もっと幻想的なものだったらいいのに。
実際、海の中はいろんな音が聞こえてきます。 耳をすませば。
イルカのささやきやクジラの声が入ったCDをちょうど買ったばかりでした。
【2010/07/13 23:33】 URL | KOINOBORI #ga1cPeFw[ 編集]
ソナーの先駆が……(驚)
長瀬の対潜学校関係でしたっけ?
トーチカは多々羅浜の駐車場脇……。。。
【2010/07/14 15:46】 URL | さん基地 #-[ 編集]














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