
2011.8.14、神戸に帰省した折、
摩耶ケーブルと摩耶ロープウェイで掬星台まで上がり、
そこから六甲山牧場まで歩いたんですが、その途中に寄った “穂高湖"
森林と一体化しているような風情があって上高地の大正池に似ているところから命名されたといわれている。
龍神か大蛇でも出てきそうな神秘的な雰囲気がありました。

誰も居ませんでした。
ただ、ヒグラシのしんしんとした合唱に包まれていました。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という芭蕉の句の蝉はヒグラシに違いないと思います。
例えば「ミ゛ーン、ミ゛ーン」と鳴き喚くミンミンゼミでは「閑さ(しずけさ)」を感じられなかったのではないでしょうか。
※追記:「この句に出てくる蝉の種類は何か?」という論争は昔からあるようで
例えば斎藤茂吉は実地調査などの結果をもとにニイニイゼミだと結論付けたそうです。
ちなみに7月上旬というこの時期、山形に出る可能性のある蝉としては、エゾハルゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミがいる。
Wikipediaより。
このヒグラシの声を伝えたくて動画にも撮ったのでよかったらご覧下さい↓。


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