
昨日の帰路は野比海岸を歩いた。
ふと、そろそろかなと思って野比の野生ホタルの生息地を訪れてみた。
誰もいない谷戸で暗くなるのを待つ。
蛙はまだ鳴いていなかった。小さな谷川のせせらぎの音だけを聞きながら。

森の濃密な夜気の匂いに酔いつつ、どのくらい佇んでいただろう、
7時半頃、あきらめて森を出ようと歩きはじめた時
たった一匹だけ、本当に一匹だけ、目の前をスーッと飛んできた時は感動。
そっと手のひらで受け止め、手の中で光るところを撮りました。
シャッタースピードの調節が出来ないコンパクトデジカメではこれが限界です。
この仄かな光だけをとにかく見せたくて。

周辺の道に、子ども達の描いたポスターが幾枚も貼ってありました。
これが特に印象深かったもの。
川と陸を対角線で分けた大胆な構図。
なぜか赤い藪の中に潜む少女。
リヤカーを引いて引っ越すホタル。
なんともいえないシュールな味わいがあります。
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