
三浦海岸の大根干しも始まっていました。(12月3日)
百本の太さまちまち大根干す
尾上萩男
失ひし白さ戻らず掛大根
池田秀水
大根干す向うに海の荒れてをり
飯村弘海 否、ここ三浦海岸では、
大根干す向うに海の穏やかさ
♪海は凪海、向こうは千葉よ♪

干大根ひる見夕見て暮れにけり
八木林之三浦海岸は広い。
関係ありませんが、野比海岸もその昔は、これくらいの砂浜があったそうです。
※11月27日に廃棄された大根の写真を載せました。
その時にその問題を異常気象のせいにするようなトンチンカンな感想を書きましたが
我ながら浅学だったと思い、WEB上の論考(以下コピペですが)を読み理解に努めました。
●畑に実っている時点で、それまでの投資(資材、労働等)があるから、破棄すればその分赤字。
●出荷しても、収穫から出荷までの経費のほうがかかるからさらに赤字が増す。
●だからといって初めから作付面積を絞っては安定供給ができない。
●そのため、過剰な収穫が見込まれるときは、それを産地廃棄してそのぶんの補償をする。
●しかもこれは、全額国が補償というわけではなく、半分を国、半分を農家が出して積み立てている積立金から出している。
●しかも単に農家保護のためだけに補助金を交付しているわけではなく、これによって作付面積に余裕が持てるので、
凶作時にも高騰しすぎることを防ぐ意味もある。
●この利益は目には見えにくいことだが消費者にも還元される。。
●今回産地廃棄する白菜と大根を市場に流しても、国民の消費能力をすでに超えているので流通の過程で廃棄される。
●ちなみに生鮮野菜だから遠隔の食糧問題のある国に送るのは無理。
●常温の船便では腐るし、冷凍や冷蔵だと違うものを送ったほうが安上がり。
●近隣の国(中国、韓国など)では、自国の消費分は国内でまかなえているし、わざわざ高い日本産を、高い輸送費かけて輸入するわけが無い。
●余ってるならタダで配れ → タダで配ったら市場に出てる分が売れなくてさらに暴落する。
●家畜・動物のエサに → すでにやっている。それ以上に余ってる。
●漬け物にしろ → 漬け物もキャパシティいっぱいいっぱい。これ以上漬け物に回したら漬け物市場が崩壊する。
●フリーズドライにして保存しろ → フリーズドライ&保管コストは誰がだすのか?これを売るときには このコスト分高くなる。
●食糧難の国へ送れ → その輸送費は誰が出すのか?生鮮食品だから 着いた頃には腐る。
●結局、どこへ持って行くにもコストがかかる上に行った先で廃棄される可能性が高い。
よって畑で廃棄してしまうのが正解。 のようです。
人情としてもったいないとは思いますが誰が悪いわけでもなく
足りないよりはずいぶんありがたい事なのかもしれません。
※いただいたコメントへのお返事が大変遅れています。
もうしわけありません。
よろしかったらクリック(1票)お願いいたします。
→
『人気blogランキング』(現在8位)
励みになります。