
近所のスーパーで10円のサワガニを1匹だけ買ってきた。
サワガニの唐揚げはおいしいからそのために売られているのだろうけど
ペットとして買う人もいるはずだ。僕もその一人。

何日か観察してからどこかに逃がそうと思っているので、とりあえず白いボールで飼う事にした。
一匹だけで飼うなんて淋しくて可哀想とか、砂や石を入れてあげるべきだという意見もありましょうが
サワガニは縄張り争いが激しい動物だし、砂や石が水質を良くないものにする場合がある。
ボールをほんの少し傾けて水場と陸に分かれるようにした。
小学生の頃
神戸の長田区は高取山という山が遊び場で、その谷川でよくサワガニと戯れたものだった。
石をめくってサワガニがいた時の喜びは忘れられない。
時には家に持ち帰って飼おうとした事もあったが長生きさせた試しが無かった。
今にして思えば、清流に棲む生物なのに毎日きれいな水に替えてあげなかった事こそが原因だったのだと思う。
エサさえあげればいいと思ってエサをぶちこむほどに水質は汚れていくのに
アホな小学生にはそんな事すらわからなかったのだ。
サワガニにとってきれいな水こそが心地良い環境だと知っている今は
「雪肌清水」という新潟の銘水を注いであげた。(100円ショップで買った2リットルのボトルですが)
それにしたって塩素やカルキだらけの水道水より気持ちいいに違いない。
この銘水に移してあげてからしばらくは実に気持ちよさそうに水を口から吸ったり出したりしていた。

さて次はエサだ。
とりあえずそうめんをあげたらおいしそうに食べてくれた。うれしい。
カニを飼っていて一番面白いのはエサを食べてくれる時だ。
両手(ハサミ)を、まるで箸のように器用に使ってエサを口に運ぶ。
その姿がかわいくてしかたがない。
自然界では何を食べているのだろう?
ごはんつぶや麺類も喜んで食べるものの、そんなエサばかりでは甲羅がふにゃふにゃになってしまうらしい。
動物性のタンパク質も必要なのだ。
「ザリガニのエサ」というものが市販されているらしいが
近所にそれを売っている店が無いので、今はカツオブシやじゃこも与えている。

さてこのサワガニ、寿命はいったいどのくらいか調べてみたところ
なんと10年も生き永らえさせている人もいるとのこと。
しかしそのうちどこか、こいつにとって快適な場所に逃がすつもり。
とりあえす飼いはじめて一週間になろうとしている。
水を替える時に手に取るが今のところものすごく元気です。
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