
露天掘り幹道。まるで城壁。


今まで猿島に行こう行こうと思いつつ、なんとなく先延ばしにしていたのは
ネット上の記事や写真を見ただけで勝手に高をくくっていたのです。
しかし、実際にその場所に身を置かなければ、決してわかりようが無い
圧倒的な雰囲気というものがあるのだという事を今回痛感しました。
実際にここに行った事の無い人には、この写真からも当然その空気は伝わらないはずで、それがもどかしい。

暗く湿り、ひんやりしたトンネルは、六十余年前の暗い時代に繋がっているかのよう…

トンネルを抜けると、新緑とまばゆいばかりの木漏れ日、ウグイスのさえずり。
楽しげな観光客たちのいる情景は、曲がりなりにも平和な現代そのもの。
この日は終始その対比を感じざるを得ませんでした。
「高射砲は終戦を迎えるまで空に向かって火を吹き続けましたが、
終戦と共に進駐軍に解体され、砲台だけが残されました。」


これも出来の悪い写真ですが、→
ユージン・スミス「楽園への歩み」へのオマージュです。
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