
9月27日、子安の里で見た庚申塔たち。
子安の里には庚申塔群が何カ所にもあります。

この彼岸花は切り花ではなくて自生のものなのです。
石仏と彼岸花はなんと似合うのでしょう。

これが子供を抱いた「子安観音」寛政元年建立。
寛政元年というと古い感じがしますが、
1789年はジョージ・ワシントンが初代アメリカ合衆国大統領に就任した年。
往事の将軍は11代、徳川家斉。


元禄三年(1690年)建立。将軍は5代目、徳川綱吉。
「見ざる、言わざる、聞かざる」は、8世紀ごろ、天台宗の教えとして日本に伝わったものだという説があり
漢語の「不見、不聞、不言」を訳したもので、本来は「猿」とはまったく関係ないとか。
訓読する際、全て「ざる」で終わることから、これを「猿」にかけ「見猿、聞か猿、言わ猿」としゃれて、この教えを表す像として三猿像が作られたものであるそうな。
「不見、不聞、不言」とは
「悪いものを見るな。悪い言葉を聞くな。悪い言葉を吐くな。」という意味か。

「御幣を担いだ一猿の庚申塔」とは

悲しいかな顔が欠けていますが、享保六年建立のこの象。
享保六年とは1721年。
8代将軍徳川吉宗の時代。
古刹に保管されている由緒正しい仏像もいいが
何百年もの風雪に耐えた路傍の石仏も味わい深い。

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